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中田 芳幸*; 原 尚之*; 広津 禎彦*; 江村 修一*; 牧野 彰宏*; 宇留賀 朋哉*; 原田 誠*; 西畑 保雄; 米田 安宏; 久保園 芳博*
Japanese Journal of Applied Physics, 38(Suppl.38-1), p.404 - 407, 1999/06
非晶質合金Fe-Zr(7at%)-B(3at%)と693K及び773Kにて1時間熱処理された試料について、局所構造の変化を明らかにするために、Zr-K吸収端でのEXAFSスペクトルを調べた。解析により次のことが示された。Fe-Zr及びZr-Zrの原子間距離は熱処理によって伸び、FeZrまたはFeZr金属間化合物での原子間距離に近付く。この原子間距離の変化は中距離の秩序化したクラスターが熱処理中に成長していることを示唆している。
戸田 直博*; 片山 芳則; 辻 和彦*
Review of High Pressure Science and Technology, 7, p.647 - 649, 1998/03
蒸着で作成したアモルファス(a-)Ge,-Ge-Cu合金,a-Ge-Al合金の電気伝導度を圧力を8GPaまで、温度を77-300Kの範囲で測定した。低温でのの温度依存性は、Mottの可変範囲ホッピング伝導モデルよりは、弱い電子格子カップリングのある場合のマルチフォノン・トンネリング遷移過程モデルによく一致した。圧力の増加に伴い、べき乗則の指数が変化した。a-GeCuとa-GeAlのどちらの合金においても、d(ln )/dは、低圧域では正の値,高圧域では負の値を示した。これらの結果をいくつかのホッピング伝導モデルの立場から議論する。
高村 三郎; 小桧山 守*
Radiat.Eff.Lett., 86, p.43 - 46, 1985/00
低温で高速中性子照射した非晶質PdSi合金を室温まで昇温することに伴う回復過程を電気抵抗の測定によって調べた。360Cに焼なましをして結晶化した合金と対比してみると、結晶化した合金では照射による電気抵抗の増加は10倍に増加する。室温までの回復率は非晶質合金の方が大きいことがわかった。
綾野 哲雄*; 大野 英雄; 内海 和夫*; 川村 和孝*; 古川 和男
Journal of Nuclear Materials, 79(2), p.430 - 431, 1979/00
被引用回数:14非晶質PdSi合金に8MeVHeイオンビームを照射し、その構造変化をX線回折により調べた。照射量が2.510 particles/cmの場合、X線散乱強度曲線のピークが弱くなることがわかった。これは非晶質合金中に存在する短範囲の原子相関に変化が生じ、より無秩序な状態になったものと思われる。
綾野 哲雄*; 大野 英雄; 河村 和孝*; 古川 和男
Phys.Status Solidi A, 51(2), p.325 - 332, 1979/00
被引用回数:3非晶質合金は高強靱材料、超耐食材料、高透磁率材料などとして現実に利用される可能性のある興味ある物質系である。従来から非晶質合金の構造は、剛体球のDense Random Packing(DRP)模型で説明されると言われているが、まださまざまな問題を含んでいる。従来の模型の大きな欠点は、(1)動径分布函数(RDF)が模型と実測値でかなり差がある。(2)模型の密度が実測値よりはるかに小さい、等である。本研究ではPdSi非晶質合金を対象に従来の構造模型を改良し、実測されたRDFを密度を再現できる構造模型を作成した。
土井 健治; 茅野 秀夫*; 増本 健*
Applied Physics Letters, 31(7), p.421 - 422, 1977/07
被引用回数:22非晶質合金PdSiを10/cm程度JMTRの速中性子で照射した試料についてX線散乱を測定した。S=0.35より小角側に顕著な散乱強度の増大を見出した。このことは、短距離における原子配置は照射によって殆んど変化せず、50以上の長距離範囲において構造のゆらぎが生じたことを示す。結晶性固化体における照射効果と著しく異なるこの現象について予備的な考察を行なった。